心理学 というのは 無意識の理解 なんでしょうね。
心理学の分析を聞いていて、自分の無意識を言い当てられた!と思った時
かなり気恥ずかしい気がしつつも、なるほどそれだよなぁ と思います。
自我の意識は 自分の行動を善意に解釈したり、力業で美化したり したがるものですが、
言い当てられる時は 居心地悪く逃げたくなるので 心理カウンセラーは当事者が受け入れられる言葉を選ぶのに苦労されていると思います。
本音では 「それはあなたの欲深さです とか 傲慢ですね」 などとストレートに言いたいところなんだけども
そう言ってしまうと 相談者の自我のプライドは全力で
「そ、そ、そんなんじゃありませんわ!!失礼なっ!!!」って逆上したりします。
その昔、スピリチュアルをかじり始めの頃、教えてくれていたママ友がかなりのドS?で(笑)
彼女のサロンに相談に来るお上品な奥様たちのエゴを引っぺがす というショック療法を
意図的にされていたことがあって・・ ヒエ~
私なんかはお上品でもないドM関西人でしたから(笑)、悶絶しつつもそれは、悔しいけど当たってるやんか~ と
自虐ネタ増えた~ くらいで済んでましたが、
マジでお上品なお姉さま方はいたくご立腹で 二度と現れなくなる方も数知れず・・・
そのサロン、 かなりスリリングで面白かった という思い出があります。
ですが、思慮深いマトモな心理カウンセラーさんはそんな荒療治はされません と思いますので
どうやって事実を受け止めさせるか は かなり高度なテクニックが必要で
某メンタルサポートさんなどでは
「パートナーとずっと仲良くできる方法」とか「恋人を作る方法」などというエサで引き付けておいて
「あなたはすごく頑張られたんですよ」とか「それだけ愛が深かったんですね。」というような
ご褒美を挟みながら
上手にエゴの皮を?いてゆかれるのです。
自我の認識は仮面のようなもので 自分を美化した世界観ですね。
自我を客観視する『悟り』では
真実に直面するところがスタートなんですね。
あ、それと似た事をしている芸人さんを思い出しました
綾小路きみまろさん。
そうそう、そこに出てくるのはあの人の話 ではなくて
私の事だ! と 思えたら上等です。(若い方は きみまろさんの高齢者ネタは〇十年後にならないとわからないかもですが)
悟ろうとして一生懸命聖人君子の真似をしてみても そこここに一般庶民の自我が顔を出してしまって
それが他人には見えてる という
そういうのを「イタイ」というのかもしれませんが、
落胆しないでください。
悟りと聖人君子は別物です。
イタくても悟れます。
イタイことを認めて開き直って笑っている時 それが本当に面白いな と思えたら
それはほとんど悟りじゃないですか。そう自我からの解放。
みんな 多かれ少なかれ痛いもんだよ。隠さなくていいよ。恥ずかしくなんかないよ。
みんな同じやんね
みんなで笑えば怖くない
「なんでやねん!」
「もうええわ~」
「ほな、さいなら~」
アハハハハ パチパチパチパチ。