漠然としたもの

時々 言葉にすることに詰まる時があります。

 

悟りについて興味を持ちだしてから 時々ぶつかった壁がありました。

 

つかみどころがなぬなるのです。

 

それは 言葉と思考で悟りや真理を追いかけたときに起きます

 

この世界(宇宙)は広大でその仕組みはミクロからマクロまで 無尽蔵に巨大なものですが、我々人間は実際には本当に小さく狭いエリアしか見たことがないのです。

ですが、人間は宇宙に思いを馳せることができ、その全貌をつかむことは可能です。(精神世界では)

 

ある時、気づいたのは、 この世界はフラクタル構造になっている ということでした。

フラクタルという言葉は 数年前、ある友人がCG技術で美しい画像を制作していて、それがフラクタル画像だ ということを教えてくれました。

フラクタル 惑星

ある法則に基づいた計算式から その画像が出来上がるのですが、

専門的な説明は難しいので 簡単に言うと この世界は全てがあるパターンの相似形の集まりでできている

分子構造の集まりが結晶になってそれがどんどん大きくなって大きな物質になっていく のです。

フラクタル アンモナイト

ミクロの世界もマクロの世界も 構造が一緒 ということです。

 

話が飛躍するかもですが、 我々が神の分け御霊である (神のエッセンスが魂であるということ) というのもそれです。

 

でも、その構造式には いろんな種類の法則があるので 単純じゃない。

それがとても複雑で美しいパターンとバリエーションを生み出すのです。

フラクタル カリフラワー

複雑なものの表面を見ていると何一つ同じものにはなりませんが、 その根本の構造を見で単純化すると同じものが見えてきて方向性とか法則性が浮き上がってくるのです。

 

人間のDNA はみな、99%同じ であるけども まったく同じものにはならない ってことでしょうか。

でも、根本は同じ

 

他者を知るというのは 己自身を知ることに他ならないのです。

表面的にではなく 己の真実を です。 

未知の自分 かもしれません。