寂しさについて

カルマを解放し終えて 自分には足りないものが無い という実感を手にした方は

寂しさ という感情はなかなか出会わないと思いますが、

まだ内側にカルマが残っている方は、この寂しさ という感情を持て余すことがあるかもしれません。

この感情は なかなか厄介なので 持て余してるという方のために手放し方のコツを書いてみたいと思います。

かなりネガティブなことを解説しますので、「自分はもう大したカルマは無いな~」 と思う方は読まなくていいです。

終ってしまった人にとっては、別世界の話のように感じます。

もつれたカルマの糸を解く作業です。読まれたい方はしばしお付き合いください。

 

寂しさの始まりは、幼少期に心細く寂しい思いをした感情の記憶 であることが多いです。

中には前世が始まりだった という方もおられるかもしれませんが、

それらの感情の記憶は 現在起きている出来事に絡まって

まるで今起きていることに感じているかのように思えるのです。

目の前の家族が、パートナーが、誰かが 

私に寂しい思いをさせる と 感じてしまうのですが

本当は 内側にある寂しさの方が先にあるのです。

 

内側に寂しさがない人は 同じシチュエーションでも寂しくありません。

ただ、一人で過ごす時間が 普通に在るだけなのです。

これは性格の問題ではありません。

なぜなら、私は昔はとても寂しがりでしたが、

今は全然 その片鱗もありません。

今 あるのは 人間が好き という好みだけ。

1人で過ごしてもどうってことはありません。

 

寂しさのカルマを解放していく間に 感じていたイメージがありましたので ちょっと書いてみます。

孤独だ と 感じている人は 自分自身で自分を肯定したり愛したり ができないので

他者にそれをしてもらおうとします。愛のエネルギーを外に求めるんです。

自分で自分を愛せるようになると 他者からの愛は それほど重要ではなくなります。

これは、誰からも愛されなくても平気 と言うよりは、

自分のことを愛せている人は波動が高いので 人が寄って来るということもありますね。

寂しいと感じる暇も孤独も持てなくなってしまいます。

誰かと一緒にいなくても平気だけど 人と時間を共有する機会も増える。

一方、孤独な人は 誰かと一緒にいたいのに一緒にいても寂しさや不安を感じてしまいます

愛に満たされる実感を持てないのですよね。

孤独で辛いと感じている人の多くは 傷つきやすく、

他者から傷つけられることをとても恐れているので、

他者を近寄らせない波動(シッシッパワー)を出して自分の周りに城壁を作って

その中に誰も入らせないようにしています。

「私のデリケートなプライベートに入り込まないで!」という波動を放っています。

心ある人は 無神経にヅカヅカ入っては来ないのです。

でも城壁の中でひとりぼっち

本人は 入って来てほしくないけど、寂しいので

信頼できる誰かに入って来てほしいと思っていて

それができる人を一生懸命探しています。

白馬に乗った王子様 とか 清純な心の美しい乙女、あるいはワガママな自分をそのままで愛し続けてくれる人。

永遠の愛を誓ってくれる人。

自分のカルマの反応や パニックや 攻撃性を見ても 愛が揺るがない人に

そこにいて私を愛し続けて欲しい と 思っています。

 

自分は 愛されないかもしれない という不安があるので

普段は 極力 良い子(可愛いい人・カッコイイ自分)を演じていますが、

疲れた時とか 不安定になった時は演じることができなくて

内側のぐちゃぐちゃした感情が噴き出してしまいます。

「本当に思っていることは〇〇なんだけど、そんなことは言えないけど分かって欲しい」

もう本当に複雑です。

その難しい願望を叶えてもらえないことにフラストレーションを募らせます。

 

本当にお疲れ様と言いたいです。

思い通りにならない現実と内側の荒れ狂う感情たちと戦い続けなければなりません。

でも、実際 そんな神レベルに全てを受け入れることができる人間は ほとんどいないんですね。

あなた自身がしたことがないこと、できないことを他者に求めても 無理なんですよ。

みんなできません。

我慢強い人はしばらくはしてくれるかもしれませんが、そのうち疲れて去ってしまいます。

 

この疲弊する状態で関係が続くことができるのは

『共依存』という状態です。

求めている愛に似たものがある ので執着しますが、

それは本当の愛ではないんです。依存があるので離れられないだけで

それは 愛ではありません。

その一見 愛 に見える依存と執着は 相手に気に入られるためにご機嫌を取りますが、

突如幻想から覚めたり、幻滅したり

好かれていようというモチベーションが下がってしまえば、いとも簡単にポイッと捨てられます。

すでに家族になっている場合は 愛情以外のメリットで依存されていることもあり、

そういう関係だと 愛情が無いのに解放してもらえない(自分からも出られない) という地獄みたいな状況に陥りますね。

倫理や道徳や世間体にがんじがらめになって。。

相当きついです。

そこにはもう(エネルギーを)奪い合う関係しかないように見えます。

そうですよね。誰も(愛を)与える人がいないのですから当然です。

殺伐として 空虚で 寂しい事でしょう。

どうして私はもらえないの?私だけ愛に恵まれない。寂しい。愛がほしい。 そんな風に思うかもしれません。

 

ここでちょっと、見て欲しい事があるのです。

愛が欲しいあなたは どれだけ愛を与えることをしているのでしょうか

今のあなたは この世界を愛しているのでしょうか?

「愛が足らないから求めているんじゃないの!」と思うかもしれません。

でも、残念なことに 愛は 愛があるところにしか来ないんですね。

「え?ダメじゃん!」と思った方はラッキーです

 

あなたは あなたの中に愛の波動が無い ということに気付けたら

そこからがスタートなんです。

気付かなければ同じパターンを繰り返してしまいます。

あなたが変えられるのは外側でなく内側だけなんです。

あなたが気付くだけで変わります。

あなたの中の 愛でないものを 愛に変えるとしたらどうすればいいのか?

愛する というテクニックを手に入れる時が今 なのです。

 

この続きは次回へ。。。