季節のうつろい

雨と晴れのギャップが大きい今日この頃です。
梅雨が明けたらギンギラ太陽の季節ですね。今日も世間ではいろんなことが起きています。

衝撃的なのは芸能人の方の自死のニュースで、
画面でよく拝見する方が亡くなると知り合いやお友達が無くなったようなショックを感じたりしますね。
思い入れがあったり、親しみを感じている方の突然死はショッキングです。

私のごく個人的な反応なんですが、
最初、衝撃を受けて、しばらくすると 「そもそも死って何だ?」と考え始めます
普段は、生物はいつかどこかで死ぬものだ と 思っていて
自分の終わりに関しては至ってドライに考えています。
「思い残すことはあまりないし」とか「死んでしまって残念とはもう思わない気がする」なんてことを考えたりしてます。
やりたいことはおおかたやってきたし、出来なかったことに関して 執着が残っているわけでも無し。
何かを残したい なんてことも思っていない。
そもそも、元々「生きたい」が薄かったからというのもあるのですが、
若い頃は生きること自体が苦しいと思っていたのでその苦しみから逃れたいという気持ちで
よく「死にたいわ」などと思っていたりしたのですが、実際は死ぬことは身体の方が全力で嫌がるので
実行不可能でした。
よく自傷行為をする若い方がおられるのですが、
私の身体は自分の皮膚を傷つけたり自分を殺すことにとてつもなく大きなブレーキをかけて来るので
そういったことは実行不可能でした。体が固まってしまうのです。
なのでその頃の私は仕方なしに生きていました
なので私にとってはそれほどの事を実行できる人ってすごいな と思っちゃう。怖くなかったんだろうか。
それとも怖さを感じる部分も麻痺してしまって?

これは その時は勝手に体が感じることなので 本人もどうしようもないんだろうけど。
カルマが集まっちゃう(袋叩きに遭うのはそういうこと)が カルマの犠牲者を出すということ

で、かつての自分が 何がそんなに生きづらかったのか?と思い返してみると、
自分自身の存在を全く価値のないものだと思い込んでいて、私自身を誰も愛さないだろう と思っていたようなんです。

根本的には愛されたかった、でも否定されたと感じている部分がそれを理由に愛されないと勘違いしてしまう。

そんな愛されない自分が嫌い と思い込んだ。なぜか。

思い込みの中で自分の理想を作りあげてしまい、 その自分の理想に程遠かった から。

後から考え見るとこれは ただの無いものねだりで、自分に欠けていて人が持っているものをうらやんで
欲しがっていた という事のようです。

でも、この場合の理想のものというのは、表面的なものしか見ていないので、
実際それをやってみるとその裏側の大変な部分とかデメリットを見つけては驚き、「これじゃなかった!」ということになって

また別の憧れに変更するので、まるでシャボン玉を掴むようなことを繰り返しているだけでした。

本当はどれも良し悪しがあって、生き方が上手な人は「悪し」の部分をクローズアップしないだけだったり、
人によっては隠しているだけだったりするんですが、
自分が表面的にしかものを見ていないので 良さげに見えている誰かさんみたいになりたい なんて願望をもってしまうわけです。

たぶんかつての私だけでなく この世界のけっこう多くの人々が 表面的なものに惹かれ
それが無いと自分を嫌っている 

これは幸せになるためには とても間違った方法です。不満しか生み出さない。

愛されたくてより良くなりたいのに、愛されにくい生き方をしてしまう・・・(;´∀`)
これは内側にあるカルマのエネルギーに突き動かされていることも原因の一つです。

難しいことを考える必要はありません、

幸せになりたかったら、工夫して自分を愛して大事にしてあげてください。
それができたら、次は、あなたを取り囲む環境へ愛を向けてください。
あなたが見る世界、見る人々すべてが あなたの環境です。

大好き って思わなくていい。

それをあるがままにさせておいてあげるだけでいいのです。

よしよし、好きなようにしてごらん。やりたいようにしていいよ。

理想通りでなくても 愛していいし、変わりたくないものを変えようとする必要はないです。
あなただって変わりたくないのに変えようとされたら怒るはず。
もし、協力してほしければ、まず仲良くなったり、相手を理解することが必要です。
そうしないにはそうしないなりの理由が本当はあるからです。
全てがあなたの私のルール通りになるものではありませんし

そもそも、一人一人のルールが違うのですから
世界や人を支配することは本当は不可能なんです。

思い通りにならないこの世界を どう楽しんで生きていくか が 課題です。

面白くないことばかり考えていても 何も始まりません。それはちょっと脇に置いておいて
滞りを突破する方法を一緒に見つけていきましょう。

ネックはまず、自分をしばる自分自身、自我の意識にあります。

仲が悪いなんて誰が決めたのかな?
沢山の予想外を作っていきたいものですね。
嫌っていたものと仲直りしてみませんか?
ただ在るがままを認めて、あるがままでいさせてあげるだけでOKです。
あの人もあなた自身も。