2022年05月27日

瞑想すると起きること

瞑想をしていると 解放でいろんな感情が湧き上がってくることがあります。

最初は雑念的で 気になっている日常のあれやこれや、

いやいや、静まろうよ  と、雑念から離れる「思考黙れ」をしたり、

視覚や聴覚や触覚を意識して思考から離れようとしますが、

雑念はまた勝手に湧き上がってしまいます。

そういう時はもう放っておく。

ムズムズエネルギーたちは出るだけ出たら緩んで身体がも緩んで来ます。

ELM瞑想では出ていくのが早いので脱力までの到達時間が短い(個人差はかなりあります)のですが

自己流の瞑想や他の瞑想法はここにだいぶ時間がかかるのだと思われます。

初心者や、しばらく瞑想をやめていた方も雑念解放時間が長めになりがちです。

でも、出るものが出てしまうと 緩んでゾーンに入ります。

最初は入るのが一瞬とか 出たり入ったり とか あるのですが

そのうちゾーンの時間がながくなってゆきます。

そのゾーンは 『クォンタムフィールド』とか『空』と呼ばれます

私達個人の意識を越えたエリアです。無意識層ですかね。

私達個々の意識は 個を超えて全体意識に溶け込み、

瞑想が終わると戻ってきます。

そしてまた個の意識をお仕事のように始めます。

顕在意識においても、思考が止まっていれば全体意識モードで

行動は自動的に起きてきます。

朝、のそーっと起きて、眠い目をこすりながらコップに水を汲んで飲むとき

私たちは意識的にやっているのはない とも言えます。

「水を飲まなければ」という飲みたくも無いのに義務的に飲んでいる場合は意識的ですが、

喉が渇いて水に手をやるのは 思考は伴っていません。

水やコップの場所が分からない場合は意識しますけど、

自分の家での日常はかなり自動的です。

お腹空いたなぁ、なんか食べたい

と 冷蔵庫を開けてしまうのも。ついついしてしまうこと とか。

私たちの日常の行動で どのくらい意識が制御できるでしょうか?

ストイックと言われる人たちが

自分の生活を管理されたとしても 生理的な衝動は抗うことが難しいのです

尿意を我慢しすぎて膀胱炎になってしまったり、便意を我慢して便秘になってしまったり なんてこともありますが、

生理的な欲求は生体に必要があって起きています。

 (というわけで 当方ストイックと呼ばれる要素 皆無でございますけれども。)

でも、好き勝手に欲求に従う訳にもいかないじゃん  って思いますよね?

それは できることとできないことがありますので 状況に応じて折り合いをつける訳ですが、

もしあなたが 過度に自分を抑制している人であれば、

身体は常にないがしろにされる危機感を覚えていて、衝動がより強力になってしまいます。

抑えがたい衝動です。食欲とかアルコールとかあらゆる形のアディクションは 抑圧された感情の捌け口ですね。

なので 抑圧はできるだけしない方がよいのですよ。

と、言っても 社会人となれば そうも言っていられない状況が多々

そんな方には瞑想習慣がとても役に立ちます。

瞑想で抑圧された負のエネルギーが抜けるのです。

瞑想をしてみて 心地悪さを感じる人は 抜けたいエネルギーが沢山ある人なので

そういう方こそ瞑想をすることで健康を取り戻します。

日常生活で感じる不快感を瞑想で出してしまうのです。

心地よくても悪くても 瞑想はあなたの身体を浄化します。

「上手に瞑想できない」なんて 思う必要ありません。

瞑想は上手にするものではないのです。

瞑想では 身体に必要な事が起きます。

身体の 正常に戻ろうとする力が発揮されるようになるのです。

私の経験から言いますと、ELM瞑想は特に効力が強いと思います。

無意識層の浄化が目に見えて起きる という実感を持ちます。

長年ご指導してきて 瞑想を始める方の反応が驚くほどダイレクトなのです。

それはご本人が必ずしも自覚されるわけでありませんので

気が付かないままだと自覚する効果が現れる前に瞑想習慣が途切れてしまうことがあります。

「こんなのでいいのかな?出来てる気がしない」という感じだと思います。

あらゆる健康法でそうですが、自然なものほど最初の変化は少しづつです。

大きな砂山の砂を一握り取り除いてのその砂山は大きなままですが

ずっと一握りずつ取り除けば山はいずれ無くなります。

小さな砂山は一握り取り除いただけで、目に見えて小さくなります。

いずれにせよ砂を取り除かなければ砂山は無くなりません。

砂の無い床に 微量の砂が落ちれば 砂が入ってきたことはすぐに分かりますし、

それらを取り除くことはとても簡単です。

ホウキでサッサッ でおしまい。

ストレスは悪者ではありません。

ストレスが皆無の状態って 退屈なんだそう。

人間はエネルギーを持っていてそれを消費しながら生きています

人体を維持するだけでもある程度エネルギーは消費しますが、若い個体ほどエネルギー循環が活発なので 

活動を止めると内側にエネルギーが籠ってしまう という弊害があります。

どうぞ 発散してください。

過度のストレスは疲弊しますので、意識的に取り除くことをします。

意識や思考はこういう時に役立てるんですよね。

あなたが心地よい生き方は あなたがやすらぎ、あなたがストレスに対処できるエネルギーを持っている状態です。

身体を使わないと弱る ということからもわかりますが、この身体はストレスをある程度処理していく構造になっていて

使えば使うほどキャパが大きくなる という性質があります。

そのためには鍛えて休む 休養が重要なのです。

動物も植物も、ストレスから回復する休養期に成長するのです。

瞑想は 凝縮された休養時間です。

一瞬寝の特技がないあなたに 短時間で回復する瞑想をお薦めしたいです。

まだELM瞑想をしたことがない方は ぜひ瞑想体験されてみてください。

それ以外の瞑想も効果はありますよ 栄養剤を飲むよりも健康になれます。

薬にお金を使うより 瞑想に時間を使ってくださいませ。

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