2021年08月13日

世界観

それぞれの人がそれぞれに世界観を持っていて

その それぞれの世界観で 世界を見ている

という話は 瞑想歴の長い方や スピリチュアルに関心の深い方は充分にご存じのことと思います。

皆、自分の世界観の中で ベストな選択をしている(つもり)なんですね。

(つもり)なんて書くと 「自分が正しくて他者はそうじゃないとでも言いたいの?」なんてお言葉を頂いてしまいそうですが、

そう言うつもりでそう言っているのではなく

私も含めて 全員が自分がベストな選択をして生きているんです

でも、私たちは この世界の真実をどれだけわかっているのでしょうか?

私達の目に見えるものは この世界の氷山の一角のようなもので

見えない部分、感知していない膨大なそれ以外のことは意識に上がっていません。

では どうすれば 真実は全部わかるのか? なのですが、

はっきり言いますと すべてをわかることは 不可能です。

現代の文明で解明されて来た科学で証明されている事など

この世界のほんの少し だけなのです。

瞑想マスターのボブは 「私たちは何も知らないのだ」と言います。

霊感やチャネリング能力の長けているマスターでさえ

「何も知らない」と言い切るほど 私たちは何もわかっていないのです。

そして、その狭い価値観 偏った世界観の中で 正しさや正義を主張し合うことは

愚かな事ではないのか? ということに気付いていきます。

多くの人間たちが主張していた正しさや正義は

私の(側の)都合 ではないのか?

自分の自我が言う事を含め

人の(特にエゴが)言う事は 大変一方的な主張でしかないことに

徐々に気付いていきます。

これは 瞑想でエゴが小さくなっていくほどに

この真我の気づきは 隠せなくなっていきます。

それは本当にそうなのか?

なにやら モヤモヤするものがあったら

それはぜひじっくり観察されてみてください

そこに頭から判断しないフリーなモードで この世界を 大きく広く 観察してみます

 

そうすると エゴは 自分のこれまでの価値観が崩壊することを恐れるでしょう

そして これまでの正しさにしがみつきたくなる衝動に駆られるかもしれません

でも、その エゴのあがき から離れた途端

あなたの目には 真実が見えるようになっていくのです

 

判断だけではそれは見つけることはできません

肩の力を抜き、何物にもとらわれない

フリーで静かな境地から この世界を感じてみてください

あなたの内側が静かであればるほど

もつれた糸は解け あなたは 真実をとらえるようになるのです。