子供の反抗期はおめでとう

三ヶ日が終わり 今日からお勤めの方も多い事と思います。

良いお正月を過ごされましたか?

我が家は 去年あたりから温泉にハマり出した夫と年末年始 元旦から温泉ドライブでした。

温泉マニアとしては最高のお正月 (笑)

その昔、自分の実家は商売をしておりましたので 一時は年中無休だったこともあり

正月行事はかなりいい加減な家庭でしたので 自分も正月の流儀は疎いのですが

最初の嫁ぎ先が出雲地方の伝統を踏襲していましたので 実は島根流は割と知っていたりします。

でも お正月の風習というのは 地方地方で随分違っているのですよね。

ここ福岡ではまた違った慣習があるようですが、あまり詳しくは知りません。

12月に 時間の余裕があったら またいつかそう言う事も習ってみたいな と 思ったりします。

今年は 今の主人の実家流のお雑煮を初めて作ってみました。

関東風で千葉の『はば海苔』という海苔を入れるのだそうで、夫がそれを取り寄せてくれました。

御出汁はカツオを使いましたが、鶏肉を入れます。白菜や大根、青菜、ニンジン、焼いたお餅

器にこんがり焼いたお餅を入れて汁と具材を盛り、食べる時に海苔を入れます。

ここで気が付いたのが、その『はば海苔』、島根の板わかめを同じ味でした。

はば海苔は近年手に入りにくくなっているそうなので、板わかめで代用できそうな気がしました。

あ、それと乾燥岩海苔も入れましたが美味しかったです。

伝統食も良いものですね。いろんなところのお雑煮、食べてみたいものです。

 

さて お風呂に入ったり食べたり と ゆっくりしまくり のお正月だったので 
ブログに書くようなテーマが なかなか思い浮かばなかったのですが、

今日は1日 妹の通院に付き合っていたので 子育ての苦労を1日がかりで聞いていました。

自分の所はもうすっかり子育ては終わり、むしろ子供に説教や心配をされる立場なので

すっかり忘れていましたが、(^_^;)

思い出しました。子供をどう扱ったらいいかわからず悩む というお母さんの悩み。

そうですよね。小さい時は一心に守ってやろうと我も忘れて 子供の世話をしてきて

気が付くと子供が反抗的な態度。

お母さんは悩みます。。。「なぜ?あんなに可愛くて素直だったのに?」とか思ったりして。

いろいろ、子供の欠点や足らないところが目について 心配でたまらない とか

そのままじゃいけないから 口うるさく言って改善させる とか。

そんな取り組みに四苦八苦したりして。。。

 

子育てがすっかり終わった立場から言いますと、

欠点を矯正する必要はありません。

口うるさく言うのは逆効果。

その時は従っても 子供に自我と力がついてくると覆されます。

お子さんに反抗期がやって来たら、

「ああ、よかった~~!うちの子はとても正常に成長してるわ~」と 喜んでください。

反抗期は遅くてもいずれ来ますし、来なければ外に出せなかった負のエネルギーが内側に籠って
あまりよろしいことになりません。

なので、すごく生意気な口をきいたり、反発してきたら、

「おおそうか、お前もそんな口が利けるようになったんだね。」

「じゃあ、そろそろ自分のすることに責任を持つ ということをできるということだね」と

何か責任を持つ仕事(家事もしくは自分の世話)を一つさせてあげることにしましょう。

口出しはされないけれど、結果の責任を取る ことです。

何か責任を持つ のは 大人の入口です。

最初は失敗したり できなかったりすることも多々あるでしょう。

でも、結果には責任を持つのです。

自分のことを自分で出来なくて自分が困る というのが一番いいでしょう。

人間 困らなければ成長しませんから。

それに、困らなくてしない という選択がある ということも 親が受け入れる必要があります。

しなくて困るのは親だけ な場合 子供はしません。

当然だと思いませんか?

親のために何か頑張ってくれている時は ありがとう って言いましょうね。

もし、お母さん、お父さんがそれを言えなかったら 子供さんだけにありがとうを要求してはいけません。 それは とても理不尽なこと だからです。

 

そうそう、子供は親の言う事はあまり聞きませんが、

親のする通りにします。

もし 親御さんが子供さんにどんな風にかなって欲しい理想を お持ちなら、

その理想通りに生きてみてください。

その生き方は見習われます。

本当に、そんなことまで真似しなくていいのに ってくらい

親のする通りに子供はします。

なので、もし 子供に不満を言いたくなったら、
自分がこれまで何をどんなふうにしてきたかを思い出してみてください。

自分ができないことを要求してはいけないと思いますし、
特性が違う場合 パートナーさんの特性を受け継いでいる場合もありますし、

違いを認めることができるかどうか で、

親御さん自身がお子さんにどれだけ大切に思われるか も 決まって来るのだと思います。

何が大事 なのかは 個々で違いがあるので、何が大事とか 何ができるかは問題じゃありません。

自分自身を愛し 他者を尊重したり 愛したりできるかどうかが

本当に互いを大事にし合える基本なのです。

個の価値観にとらわれていては この世界は見えません。

本当の幸せは あなたの生き方が作り出すものなのです。

見え方や物質にとらわれているうちは 表面的な悩みは尽きません。

あなた自身の 本質の愛が どこにあるか を探してみてくださいね。

見えなくなっていたら それが悩みの原因です。